新着
ディーラー車 SR
430
万円
お問い合わせ
戻る
メーカー
ポルシェ
ミッション
オートマ
グレード
ディーラー車 SR
ボディタイプ
外装色
ブルーメタリック
年式
2010 年型
走行距離
42000km
乗車定員
4 名
サイズ
長 497 cm 幅 193 cm 高 142 cm
エンジン形式
排気量
4800 cc
馬力
トルク
車検
令和4年12月13日
ハンドル
駆動区分
4輪駆動
輸入区分
ディーラー
内装色
ブラック
燃料区分
ガソリン
幌色

ポルシェ社にとって新カテゴリーとなる「4ドア・グランツーリスモ」の初代パナメーラ(970)が発表されたのは、20094月に行われた上海自動車ショーだった。大きく張り出したフェンダーアーチは911のイメージを表現したフォルムとなり、ルーフからリアフェンダーへの曲線はとても流麗で大型クーペという雰囲気がある。4枚のドアとハッチバックを有するボディデザインは「918スパイダー」や「991型カレラ」をデザインしたミヒャエル・マウアーによるもの。同じフォルクスワーゲン傘下のアウディによるアルミボディ技術を自在に使えるポルシェは、その真髄となる軽量ボディ技術をパナメーラに最大限、反影させている。パナメーラのフロント部は完全アルミ化され、ラジエーターフレームは高価なマグネシウムが使われている。ドアはアルミ製、ウィンドウフレームはマグネシウム、ドアフレームはアルミダイキャスト、補強材はアルミ押し出し材を採用。剛性の確保と軽量化にこだわり、スポーツカー並みの運動性を実現する為に重心から遠い箇所には軽い素材を使用している。また敢えてフルアルミボディとはせず、911で培ったスティールボディでの効率を活かした構造となっている。センターコンソールが大きく張り出したキャビンは側面衝突を考慮し変形の少ない高張力鋼板がサイドシル、Bピラーに使用されレーザー溶接により結合される。フロア、スカットル部にも荷重を分散する補強材が取り付けられ、入念な設計がなされている。これらの結果、パナメーラ・ターボの前後重量配分は52:48となり慣性モーメントは小さく、ハンドリングへの悪影響は少なくなっている。アルミ部分はアウディのネッカースウルム工場で生産され、ポルシェのライプツィヒ工場にパナメーラの為に新設された生産ホールでアッセンブリーされる。エンジンは911とは異なりカイエンと同じ、直噴V8エンジンが中心となる。その中でパナメーラ・ターボに搭載されるのは、ボア・ストローク96mm×83mmの排気量4806ccをもつ直噴V8気筒DOHC32バルブ、ツインターボで500馬力/6000rpm71.4kgm/22504500rpmの出力、トルクを発揮するものとなる。自然吸気モデルでも十二分な速さを実現しているにもかかわらず、パナメーラ・ターボでは感覚的に、自然吸気モデルの半分程のアクセル開度で同等の加速が味わえるセッティングとなっている。3000rpmから上の回転域では、いかにもポルシェ車らしい迫力のある加速感とピュアなエキゾーストノートが楽しめる。そのハイパフォーマンスエンジンと組み合わされるトランスミッションは、新開発となる7PDK(ポルシェ・ドッペルクルップルングというデュアルクラッチ式オートマチックトランスミッション)1970年代からポルシェはこのオートマチックシステムの開発に着手していて、80年代半ばにはレーシングカーの「962C」においてこの技術を確立し、市販車では「997後期型」から導入されている。このPDKによる変速はシフトアップもダウンもダイレクトで小気味良く4シーターのスポーツカーと呼ぶに相応しい内容となっている。足回りはフロント、ダブルウィッシュボーン式、リア、マルチリンク式でそれぞれアルミ製のアームを持つ。またPASM(ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステムという可変式ダンパーシステム)が付き、アクティブエアサスペンションが組み合わされる。「ノーマル」「スポーツ」「スポーツプラス」の3種のセッティングから好みのモードを選択出来る。「ノーマル」モードであってもスピードを上げてスポーツ走行すれば「ノーマル」モードの範囲内で硬めのセッティングに変化する。また「スポーツ」「スポーツプラス」において路面のグリップが低下した場合、柔らかなセッティングに変化する。そして「スポーツ」「スポーツプラス」モードを選択した場合、エンジンマッピングも変化してエンジンレスポンスが鋭くなり、トランスミッション(PDK)の反応も対応しシフトチェンジの時間が短縮され、よりエンジン回転数も高めを使用したものとなる。「スポーツプラス」モード時にフルスロットルを感知するとオーバーブーストモードが発動され、平時の1割増しとなる78.5kgmのトルクを発揮する。タイヤサイズはフロント255/45-19、リア285/40-19となる。ブレーキは前後ベンチレーテッドディスクとなりフロント6ポッド、リア4ポッドのモノブロックキャリパーとなり、ブレーキに定評のあるポルシェらしいブレーキパフォーマンスをもつ。ポルシェがパナメーラ開発においてターゲットとしたのは、メルセデスベンツCLSとマセラティ・クワトロポルテというだけあって、全長×全幅×全高は4970mm×1926mm×1418mm、ホイールベース2920mmとなる。ライバルと比較するとホイールベース、車高はライバル2車の中間となるが車幅は広くなっている。車両重量は1970kgとなる。パナメーラ・ターボのドライバーズシートに着き、左手でスターターを回してエンジンをかける。911と同じステアリングには押してダウン、引いてアップとなるシフトスイッチが付く。カレラGTの様に高い位置にあるシフトレバーをDレンジに入れ発進する。その動き出しは極めてスムーズで視界は広く、見た目から想像するよりボディの大きさを掴みやすく、遥かに運転しやすい。室内は静かに保たれエンジンサウンド、エキゾーストノートは絶妙なサウンドチューニングが施され風切り音も聞こえない。カイエンよりタイトなコックピットとなるが911の様な緊張感は無く、ステアリングからのインフォメーションがとても豊かでスポーティそのものに鮮やかにフロントノーズが反応する。それはとても大型の4ドアサルーンの走りとは思えないシャープなものとなる。反面、乗り心地は重厚で安定性が高く、どんなスキルのドライバーが乗っても、運転が数段上手くなった様に感じられるものとなっている。7速、100km/h時のエンジン回転数は僅か1400rpmだが、ひとたびアクセルを思い切り踏み込めば、怒涛の加速で2トン弱のボディを瞬時に前に押し出すパワーを秘めている。飛ばせば間違いなく一級のスポーツカーで4ドアサルーンに敵がいるとは思えないのがパナメーラ・ターボだ。パナメーラ・ターボのメーカー公表値は、スポーツクロノ装着車でローンチコントロールを使用した場合、0100km/h加速4.0秒、これは当時4ドア、2ペダル車で世界最速。また元WRCドライバーでポルシェ社の開発ドライバーのワルター・ロールによるニュルブルクリンク・ノルドシュライフェのラップタイムは756秒となっている。新車時価格は2061万円。