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スポーツルーフMach1
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メーカー
フォード
ミッション
オートマ
グレード
スポーツルーフMach1
ボディタイプ
COUPE
外装色
ライトピューターM
年式
1971 年型
走行距離
43226km
乗車定員
4 名
サイズ
長 482 cm 幅 190 cm 高 128 cm
エンジン形式
V型8気筒OHV16V
排気量
7010 cc
馬力
375
トルク
車検
ハンドル
駆動区分
輸入区分
ディーラー
内装色
ブラックニットビニール
燃料区分
ガソリン
幌色

内外装 レストア、エンジンオーバーホール、足回り、ブレーキ関係リフレッシュ済、

ナンバーズマッチング車両 入庫致しました。

フォードは1959年、自社のファルコンをベースとしたスポーティーカーとして、初代ムスタングを発表した。この車はアメリカ自動車史に残る大ベストセラーカーとなるとともに、スペシャリティーカーという新しいジャンルを確立する事となった。エンジンは1機種の直列6気筒(170cu.in.2788cc)、と2機種のV8気筒(260cu.in.4260cc  289cu.in.4735cc)による4種のチューニングから選択出来、トランスミッション、ブレーキ、足回り、インテリアなど多彩なオプションでカスタマイズ可能な「フルチョイスシステム」により幅広い年齢層を取り込む事に成功した。ボディタイプは「ファーストバック」「ハードトップ」「コンバーチブル」が用意される。また贅沢な雰囲気を持つ「グランデ」というグレードが追加されるとともに、スポーツ性を強調したモデルとして「マッハ1」が1969年に販売された。この「マッハ1」が初めて登場したのは1966年ニューヨーク・オートショー。ムスタングをベースとしながらも市販モデルとはボディデザインが異なるプロトタイプとして登場した。車名はその速さをイメージさせる「音速」からとられていて、日本では当時「マッハワン」と呼ばれたが、英語読みでは「マックワン」と呼ばれる。ムスタングは1971年のフェイスリフトにより、フロントデザインが大きく変更され、ボディが大型化される。バンパー一体型となったフロントマスクは、丸目二灯のヘッドランプとなり、グッと低く構えたアグレッシブなデザインとなる。イタリアのカロッツェリア・ギアが手がける「デトマソ・マングスタ」やベルトーネの「ランボルギーニ ・エスパーダ」の様な、シンプルでスマートな、よりスポーツ性能をアピールした様に感じられる。このフェイスリフトに伴い、それまで「ファーストバック」と呼ばれたモデルは「スポーツルーフ」と改称された。ボディバリエーションは「ハードトップ」「コンバーチブル」「スポーツルーフ」の3種となった。このたび、入荷した1971年型「ムスタング スポーツルーフ マッハ1」に搭載されるエンジンは1969年からオプションで選択出来た「429cu.in.スーパーコブラジェット」と呼ばれる7030ccの、ラインナップ中の最大排気量エンジンとなる。このエンジンは、水冷V8気筒OHVでボア・ストローク104.5mm×101.1mmをもつ、排気量7030ccとなる。ホーリー4バレルキャブレターと11.3圧縮比から375馬力/5200rpm60.9kgm/3400rpmのトルクを発揮する。また、走行中の空気の流れを利用してエンジン吸気量を増大させるラムエアインテークを備えている。またこのエンジンは競技参戦を意識してバルブリフターをメカニカル式としたり、鍛造ピストンも装備する。組み合わされるトランスミッションは3速オートマティックとなる。インテリアはドライバー正面に8000rpmからレッドゾーンとなるレブカウンターと、230km/hまで刻まれたスピードメーター、その間にフューエルメーターを備えいずれもシルバーのトリムが付く。ダッシュボード中央とドア内張には、ウッドパネルが配され各部のデザインは、立体的な造形となりこの時代を象徴する印象的なデザインとなっている。高いインパネとドアサイドに囲まれルーミーな室内とは言えないが、充分なレッグスペースとヘッドクリアランスが保たれリアの+2スペースも含め快適な空間となる。走らせるとリア・クォーターパネルの広さにより、斜め後方はほとんど見えない。これに加え傾斜の緩やかなリアウィンドウとテールスポイラーにより、バックミラーの視界は半減してしまう。ステアリング位置は低めで、軽めの操舵感となるがノーズダイブとロールは抑えられていてイメージされるこの時代のアメリカ車特有な不安定感は無い。低回転から大トルクを発生するV87リッターエンジンはとても扱い易くなっている。ブレーキペダルからアクセルペダルに足を移動させるだけで、大柄のボディを軽々とスタートさせることが出来る。3速オートマティックは乗員にショックを殆ど感じさせずスムーズにシフトチェンジをこなしながらスピードを上げていける。腹に響く大排気量エンジンの鼓動を感じながらゆっくり走らせていると、どの回転域からでも思い通りの加速が出来るという余裕からか、とても充実した気分になれる。一気にアクセルを踏み込めばいつでもホイールスピンが可能なので、右足の制御は必要となる。長いストレートを見つけ加速を試そうとストロークの長いアクセルを踏んでいくと、V87リッターエンジンの本性が垣間見える。俄にエンジン音が高まると同時に、ボディの重さが存在しなくなったかの様な、凄まじい加速力に身体が包まれる。3500rpmを一気に超えて高回転域に入った時に、フォードユニットは金属音を加えながら力強さを増す。この独特なダッシュ力を味わってしまうと、病みつきになってしまうかもしれない。アメリカンV8のフィーリングはどれも同じ様にとらわれがちだが「マッハ1」のフォードユニットは、その中でもとりわけ高回転になる程スムーズさを増しOHVユニットとは思えない官能的な一面を味わう事が出来る。フォードはシェルビーアメリカンを興したキャロル・シェルビーに依頼して、ムスタングの高性能モデルとなる「GT350」でサーキットレースに参戦していた。それらのノウハウを活かして「コブラジェット」エンジンはドラッグレースを中心に使用されていた。その加速力は当時としては驚異的で0400m加速13.5秒をマークしていた。また「ドラッグパック」という加速重視のファイナルを組み合わせられるパックオプションも設定されていた。しかし、1972年になると排気ガス規制により、これらの高性能エンジンは衰退させられてしまい、それは全世界に伝播しクルマ好きにとっては冬の時代となってしまう…

全長×全幅×全高は4820mm×1890mm×1280mm、車両重量1800kgとなる。