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Vスペック
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メーカー
日産
ミッション
マニュアル
グレード
Vスペック
ボディタイプ
外装色
シルバーメタリック
年式
1993 年型
走行距離
37400km
乗車定員
4 名
サイズ
長 454 cm 幅 175 cm 高 135 cm
エンジン形式
排気量
2560 cc
馬力
280PS
トルク
36.0kgm
車検
ハンドル
駆動区分
4輪駆動
輸入区分
ディーラー
内装色
燃料区分
ガソリン
幌色

1989821日に発売された、8代目日産スカイラインベースのGTR(BNR32)。グループAによるレース制覇と「1990年にハンドリング世界一を目指す」という日産の「901運動(GTRの他に初代プリメーラやインフィニティQ45など)」により、伊藤修令(ながのり)主管がまとめたクルマ。「901運動」でGTRにおいては、ニュルブルクリンクのノルドシュライフェを8分台中盤で走行出来る事、ドイツのアウトバーンを200km/h以上でリラックスして巡航出来る事、ポルシェを首都高でアウトから抜ける事など数々の標語を掲げて開発に挑んだ。それまでスカイラインの開発をしていた桜井眞一郎がR32型以前の「7thスカイライン(R31)」開発中突然の入院により、桜井の後輩であった伊藤が後を引き継いだ。その結果、販売された7thスカイラインはスカイラインとしての完成度を酷評される事となり、そのリベンジからR32GTRを創り上げたといわれている。ベースとなるR32型スカイラインとの差は大型化された前後ブリスターフェンダーや開口部の大きな専用フロントバンパー、専用リアウイングなど。フロントフェンダーとボンネットはアルミ製となる。また専用の16インチのホイールは鍛造アルミ製。フロントに搭載される直列6気筒DOHC2568ccRB26DETTユニットはセラミック製ツインターボ(GTRニスモはメタルタービンとなる)により最高出力280馬力/6800rpm、最大トルク36.0kgm/4400rpmを発揮する。軽いチューニングで600馬力以上出せて、更にそれに耐えられる強靭な鋳鉄ブロックを備えていた。更に駆動系には「アテーサE-TS」、足回りには4WSの「スーパーHICAS」を採用した。アテーサE-TSは普段は後輪2駆で走行し、コーナリング中、後輪が限界に達したら、余ったトルクをフロントに送り4駆で走るという機能。フロント:リアのトルク配分を0:10050:50まで電子制御される。ポルシェ959に着想を得たオンデマンド4WDシステム。スーパーHICAS7thスカイラインで採用された、HICASという30km/h以上の速度で後輪を油圧アクチュエーターにより同位相に操舵するシステムの進化版。同位相に操舵する寸前に一瞬だけ、逆位相に操舵して回頭性を上げたものがスーパーHICASといわれている。サスペンションは前後マルチリンク式でスタビライザーも備える。ブレーキは前後ドリルドベンチレーテッドディスクで、フロントキャリパーはアルミ製4ポット。タイヤサイズは前後225/50VR16(8J)。エンジンは鋭利なレスポンスとリニアなトルクをドライバーに示し、強固なボディ剛性で、常に反力を失わないパワーステアリング特性をもち、ドライバビリティは相当高い。ダンパーは終始フラットな味わいと快適な乗り心地を提供してくれる。日本における最先端技術を惜しげもなく使ったハイテクモンスター。当時ニュルブルクリンクのノルドシュライフェを、9分切ってコンスタントに走れたのは、GTRとポルシェだけといわれていた。それはGTRが持つ圧倒的なスタビリティの高さの賜物。「技術の日産」と言われた時代を象徴する一台。パフォーマンスはカーグラフィック誌の長期テスト車の実測値で0100km/h4.9秒、0400m13.2秒、01000m26.3秒となっている。R32GTRの唯一の弱点は、頑強な鋳鉄ブロックのエンジンやハイテクメカによる1430kgにもなる車両重量(ベースとなるR32GTS-t1260kgだった)。この車重がブレーキシステムに負担をかけることで、パッド以外ノーマルを使用しなければならないN1レースにおいて、ブレーキトラブルが続出した。一般道ではそこまで深刻な状況とはならないが、それでもノーマルパッドの耐フェード性は決して充分とはいえなかった。1990年に「GTR NISMO」を500台限定で販売した後、1991年に「GTR N1」を発表。フロントブレーキローターに対策がなされ、クラック防止の為ドリル孔のないモノを採用、パッドも変更を受けた。そして根本的な対策を施したのが後期型をベースに19922月に発売した「Vスペック」となる。前後ベンチレーテッドディスクで、フロント4ポット、リアに2ポット対向ピストンの型式はオリジナルGTRと同じながら、そのキャリパーはブレンボの専用品となる。ホイールをBBS17インチとしブレーキローターが大型化された。フロント径296mm×厚さ32mm324mm×厚さ30mm、リア径297mm×厚さ18mm300mm×厚さ22mm。タイヤサイズは225/50-17のブリジストン RE010Zが採用された。カーグラフィック誌のフェードテストでは、カーグラ流01000km/hを、いつもの倍の0.5Gの減速で20回繰り返して、その1回目から20回目まで安定して11kgのブレーキ踏力を記録し、対策の有効性を証明した。Vスペックの生産台数は1453台、新車価格はノーマルGTR71.5万円高となる526万円であった。ちなみにVスペック1303台が生産された。VスペックとVスペックの違いは、タイヤサイズのみで、それぞれのモデルが発売された時期に認可されていたタイヤ扁平率の違いによる。Vスペック のタイヤサイズは245/45-17となる。